レースでそのタイムを出さないと無意味
試合で勝つのは
「持ちベストが速い人」
ではありません。
「その時一番速く泳いだ人」
が勝つのです。
「当たり前」を言ってる様に
聞こえるかもしれませんが
本当に理解していますか?
「俺の方がベストが速い」
と安心し切っていませんか?
「レースで速く泳いだ選手」
が勝つのです。
元々のベストが何秒だろうと
練習でいくら速く泳ごうが
全く関係ありません。
「速い奴が勝つ!」と思ってた時代
高校時代、全国大会を数日後に控えていたある日。
人生最大の
『全国大会表彰台』のチャンスでした。
他の選手より少しベストが速いからと言って
私は安心し切っていたのです。
そんな調子に乗っていた私を見て
当時の指導者の方がこう仰いました。
「ベストが速い奴が勝つんじゃねんだぞ」
少しだけ反抗的だった(本当にほんの少し)私は
「速い奴が勝つに決まってる!」
と内心思って油断していました。
これが大きな間違いだったのです。
結果的に
『自分よりベストが遅い選手』に負け
表彰台を逃してしまいました。
しかもその時の私のタイムは
ベストよりも遅かったのです。
理解したのは数年後
この事により私はとんでもないショックを受けました。
「ベストで泳いでいれば確実だった表彰台を逃した」
正直、今でも後悔している程です。
人生最大級のチャンスを逃した私は
「こんな事二度と繰り返してなるか!」
と、試合前の調整に力を入れる様になりました。
狙った通りにいかない事はありましたが
以前より高いベスト率や
安定した順位を手に入れる事が出来ました。
水泳以外でどうにかすべき課題
今すぐ考え方を改めて下さい!
「ベストが速いから有利」と考えていると
レースで足をすくわれてしまいます!
前評判など一切関係ありません。
本番で0.01秒速くタッチした方が勝者です!
このブログを読んで下さっているあなたに
そんな悔しい思いをして欲しくありません!
例えどんなベストタイム的に有利でも
レースは始まってみないと分かりません!
気を引き締めてかかって下さい!