水泳、意外と反則だらけ
水泳の試合を見てみると
反則、失格行為をしているスイマーは
意外と多いです。
私が見た中で一番衝撃的だった反則は
行為そのものというよりも
反則が行われた「試合」が衝撃的でした。
とある全国大会、100M平泳ぎの決勝。
とある選手が僅差で優勝を勝ち取りました。
個人的にとても尊敬している選手だったので
自分まで嬉しくなっていました。
ヒーローインタビューの後
大スクリーンでリプレイが流れるのですが・・・
優勝した選手が
ドルフィンキックを連発している姿が
バッチリと映っていたのです!
※平泳ぎで認められているドルフィンは
「1掻き1蹴り」の時に一発のみ。
「あれ?」
「連打してね?」
「3?いや4回?」
隣からもそんな声が聞こえました。
おそらく会場中で
そう感じている人は多かったはずです。
ですがそのまま表彰式。
少し昔の話ですので
容認されていたのかもしれませんが・・・
「トップスイマーでもやるんだ・・・」
(無論、一部ですが)
そう思った衝撃的なレースでした。
あなたにも出来る!反則まとめ
反則にも種類があります。
折角なので私なりに分類してみます!
即バレる反則(一例)
・フライング
・ソフトタッチ
反則基準がタイムであるものは
1発アウトです。
状況によってはバレない反則(一例)
・潜水15Mオーバー
・ドルフィンでバタ足
・1掻き1蹴りでドルフィン連打
・片手タッチ
人の目で判断するしかないものは
スルーされるものもあります。
水しぶきで判断がしづらいものは特にそうです。
反則行為がバレるかバレないかは
審判次第といって良いでしょう。
同じ反則行為でも
運が良ければ失格と取られません。
反則の属性にもよりますが
必ずしも反則がバレないのが競泳です
でも反則に頼る様では・・・
ワザと反則する選手は
ほとんどいません。
フライングにしても
狙って出来るものではありません。
「気づかない内にやってしまった」
というのがほとんどです。
「反則してでも勝ちたい!」
一見正論かとも感じますが
真逆です。
反則で少し良い記録は
出るかもしれません。
ですが本当に勝ちたいのなら
絶対にやるべきではありません。
リスクが大きすぎるのです。
そもそも意図的に反則するなんて
「自信がありません。」
「勝てる気がしません。」
と言っている様なものです。
そんな心構えでは
レースに出るだけ無駄でしょう。
失格になるのは馬鹿馬鹿しい
例え反則がバレなかったとしても
反則による効果は少ないです。
あなたが想像しているよりも
はるかに少ないです。
反則を意図的に実行しようとすれば
「絶対バレない様にしなきゃ」
「でもバレたらどうしよう・・・」
といらぬ事に気を取られ
「普通に泳いだ方が速かった」
なんて場合もあります。
そんな事をしなくても
ベストは出せたかもしれないのに
失格になると記録すら残りません。
もしもあなたが現在
「この大会で切らなきゃいけない記録がある!」
「8位に入賞しないといけない!」
どんなに追い詰められている状況でも
反則だけには走らないで下さい!
絶対に後悔しますよ!!