※「水泳は努力しても裏切られる」
こんな風に
ちょっぴり冷めた考えを
してしまうスイマー向きです。
「努力は君を裏切らない」が嫌いだったスイマー
「努力は君を裏切らない!」
中学生の頃、教室に張り紙されていた標語です。
「何言ってんだこいつ・・・」
当時はこう思いながら眺めていました。
「散々練習をしてもベストは出ない」
「自分より練習が出来ない友達の方が
ポンポンベストを更新していく」
そんな苦い思いを経験していた私には
この標語は嘘としか思えなかったのです。
「努力は平気で自分を裏切る」
そう思い込んでいました。
ですが、数年後、「努力は君を裏切らない」は
間違っていないと思い知る事になります。
間違った努力は報われない
私は中学生の時も
練習→レース→失敗
というサイクルを繰り返してまいした。
何度挑んでもベストは出ず
ほとほと嫌気がさしていました。
このベストが出なかった時期
私の目標は100M平泳ぎで
全国大会の標準記録を突破する事です。
その為の課題は
「後半のスタミナを強化する」
でした。
でも実際に私が力を入れていたのは
前半のダッシュ力だったのです。
(当時の練習ノート参照)
そう。
間違っていたのは努力の方向性です。
目標に合った努力もしていないのに
目標が達成出来ないのは当たり前です。
当時はそんな事全く考えていませんでした。
出来る事なら当時の自分に
こう叫んでやりたいです。
「馬鹿野郎!
裏切ってるのはお前だろ!」
正しい努力は報われる
きっと目標からしたら
「私(目標)はずっとここにいるのに・・・」
「そっちに進んでも私(目標)はいないよ!」
こう言いたかった事でしょう。
私が気づくのはだいぶ後の話ですが・・・
努力に裏切られたくないと思っているなら
以下の手順を守って下さい!
①目標を具体的に書く
練習する目的を具体的にイメージ出来ないと
達成する事は難しいです。
例→100Mで○秒を出す
②目標達成に必要な事を書く
「これをやれば達成出来る!」
という部分がハッキリしていると
目標が更に具体的になり
「達成出来る!」と現実味を帯びます。
例→「後半のスタミナを強化する」
③具体的に何をするべきかを書く
②を具体的な行動に起こす為に必要です。
例→サークル系のメニューを頑張る
以上3つの手順を踏んでから
練習に望んで下さい!
努力を間違えてはいけない
この世のほとんどの「目標」は
努力するだけで達成出来ます。
厳しい事を言うようですが
今どうしても達成出来ない目標があっても
それは単に努力不足か
努力の方向が間違っているだけです。
「こんなに努力してるのに・・・」
と悲観するのではなく
「他の方法を考えよう!」
と視点を変えてみて下さい!