1レース最大60回やらされる蹴伸び
正解は蹴伸び(ストリームライン)
少ないケースでは
1レースたった1回ですが・・・
裏を返せば
どんなレースでも必ずあります。
飛び込んだ・壁を蹴った後に
必ずとる姿勢です。
競泳において
スピードが一番つく場面でもあります。
「すぐ泳ぎだすんだから別にいい」
ここを適当に済ましてしまうと・・・
「0.01秒の差で負けた」
なんて事になりかねません!
一回のロスは小さくとも・・・
1レースでどれだけ蹴伸びをするのか
まとめてみました。
※毎回、0.01秒の遅れが発生すると仮定して
計算してあります。
1500M種目
短水路→60回(25M×60)0.60秒
長水路→30回(50M×30)0.30秒
800M種目
短水路→32回(25M×32)0.32秒
長水路→16回(50M×16)0.16秒
400M種目
短水路→16回(25M×16)0.16秒
長水路→8回(50M×8)0.08秒
200M種目
短水路→8回(25M×8)0.08秒
長水路→4回(50M×4)0.04秒
100M種目
短水路→4回(25M×4)0.04秒
長水路→2回(50M×2)0.02秒
50M種目
短水路→2回(25M×2)0.02秒
長水路→1回(50M×1)0.01秒
距離が長くなればばるだけ
当然回数も増えます。
しつこい様ですが
必死に泳いだ最後の最後
標準記録に届かなかったのが
蹴伸びが原因の
こんなわずかな差だとしたら・・・
あなたはどう思いますか??
タイムを縮める一番簡単で重要な要素
①水中で行う
水面で行うと無駄な波を作ってしまい
余計な抵抗にぶつかってしまう。
②上半身を沈める
しっかりと顎を引く。
下半身が沈んでいると
正面から来る水にぶつかる面積が増えてしまう。
③水とぶつかる面積を出来るだけ小さくする
腕や足は真っ直ぐ伸ばし
水にぶつからない様意識する。
頭部と肩の隙間を作らない様
耳の裏に腕を固定する。
立って出来る蹴伸びの練習
突然ですが今すぐ立って下さい!
立って頂けましたか?
ありがとうございます!
そのまま
蹴伸びの姿勢をとって下さい!
意識してほしいポイントを3つお伝えします。
・お腹を引っ込める
・お尻を締める
・内股気味にする
水中で身体をまっすぐに
保つ為に必要な要素です!
イメージを掴んだら
練習でも忘れずに取り入れましょう!