誰しも体力には限りがある
水泳は
「バカの1つ覚え」
が通用するスポーツです。
実際私も大バカでしたが
1つの事に集中した結果
全国大会で表彰台に上る事もありました。
ある程度までは何も考えなくても
ひたすら量を泳いでいれば結果は出ます。
ですが脳みそを使って考えれば
もっと良い結果を出せます!
どう脳みそを使うのか?
それはとても単純な事です!
『レースをどう泳ぐか?』
「作戦」を考え実行する為に使います!
ですからご安心下さい!
バカでも出来ます!!
「作戦なし」が通じるのは小学生まで!
「全部頑張る!」
幼い頃はこれで毎回ベストが出ますが
ある程度成長し、上達してくると
それでは通用しなくなります。
「ただ全力で泳ぐ」
では通用しないのです!
そこが水泳の面白い所でもあります!
・前半の爆発力に自信がある
・後半のスタミナに自信がある
・全体を通して安定したペースで泳げる
どんな選手にも必ず「長所」が存在します。
出る種目や自分の長所に合わせると
作戦も変わってきます。
例えば・・・
・『前半型』な長距離選手(400Mなど)
前半抑えすぎず
ある程度飛ばしてリズムをつかむ
・『後半型』な短距離選手(100Mなど)
最初から飛ばすより
後半に向けて徐々に上げていく
こんな風に
人によってレース展開も変わるのです。
自分に合った戦い方(作戦)を見つける
前半でボロ負けしていようが・・・
後半でどんなにヘロヘロになろうが・・・
ベストが出せればそれで良いのです!
自分の長所に合わせて
バーストさせるタイミングを狙いましょう!
他に差をつけられても焦ってはいけません。
自分のペースを崩され一緒に飛ばしてしまいます。
相手のペースで泳いでは作戦が無駄になります。
あなた本来の実力が発揮出来ません。
水泳は個人スポーツです。
自分さえ良ければそれで良いはず。
『他人を気にしすぎない』
ベストを出す為のコツですよ!
・前半型のあなたへ
例え周りが前半遅くとも
実は『後半追い上げ型』かもしれません。
周りに合わして泳いいると
あなたの『先行逃げ切り』が潰れてしまします。
「前半から飛ばす!」
と覚悟を決めてましょう。
「ここが勝負!」と
最初から大差をつけてしまいましょう!
・後半型のあなたへ
あなた以外の全員が『先行逃げ切り型』だと
スタートした途端、先に行かれてしまいます。
が!
そこで焦って釣られてしまうと
あなたの良さ『後半追い上げ』は潰されてしまいます。
勝負所まで焦らずあなたのペースで泳ぎましょう。
前半で温存した力で
後半バテた周りを抜かしてしまえば良いのです!
※ヘラジカは持久力の象徴だそうです
特に『後半型』の選手は・・・
『前半型』の選手は
最初から迷わず飛ばせば良いので
比較的自分のペースで泳ぎやすいです。
問題は『後半型』の選手です。
『前半型』に囲まれると
目に見えてリードを取られるのが分かり
とても焦ってしまいがちです。
ここで焦らず冷静に堪えられるかが
『後半型』の勝負の鍵です!!
口で言うのは簡単ですが
レースという特殊な環境だと
冷静になるのも一苦労です。
冷静になるには
「絶対に後半で追い抜ける!」
自信を持つ事が大切です。
レースを想定したペース練(体力配分)を
普段からしておきましょう!!