突然ですが!
例えばあなたが高校生だとして
明日は待ちに待ったインターハイ予選!
全国大会に行けるか否かの
とても大事な試合です。
去年県大会敗退の悔しさをバネに
猛練習を積み重ねてきました!
その甲斐あってあなたは
インターハイ出場確実!
と言われる程になりました。
でも、その努力が
ほんの一瞬の油断で
無に帰してしまいます。
ゴールタッチはコンマ何秒の世界
一年間の努力が
一瞬で無駄になってしまう原因
それはゴールタッチです。
競泳は0.01秒の差で
勝負が決まる世界です
指の関節が伸びているか
少し曲がっていたか
その差がこの
100分の1秒です。
タッチの技術1つで
タイムはもちろん
順位すらひっくり返ってしまいます。
タッチの差で
標準記録が切れなかったり
決勝進出や表彰台を逃す・・・
そんな事は
誰にでも十分に起こり得ます。
スイマーにとって
「タッチの差で負ける」程
悔しいものはありません。
調子が良ければ良いほど
とんでもない苦しみになります。
・どれだけ練習を積み重ねても
・どんなに慎重にレース当日を過ごしても
・調子が良くて記録が期待されても
ゴールタッチ1つミスするだけで
全てが崩れます。
ゴールタッチのミスとコツ
ゴールタッチで一番起こりやすいミスは
タッチの「流れ」です。
もうゴール!と思い
伸びの姿勢に入っても
実はまだ壁までの距離が遠く
惰性でタッチしていしまう事です。
レース終盤で満身創痍な事もありますが
もっと大きい原因は
一瞬の油断、気の緩みです。
「やっと終わった・・・」
「もう無理・・・」
こう考えながら泳ぐと
高確率でタッチは流れます。
これを防ぐためには普段の練習で
どんな状況でもタッチを流さない様に
癖づけておくしかありません。
練習中、どんなに疲れて体が動かなくても
最後の1掻きだけは力強く!!
この小さな積み重ねが
あなたの未来を大きく変えます。
圧倒的な練習不足なら
まだ諦めのつくでしょうが
十分な実力を持ちながら
ほんの一瞬の気の緩みで
大きな後悔をする事になったとしたら・・・
ゴールタッチは練習から!
タッチは練習中から力強く!!
本番は壁をブチ破る勢いで!!
オマケのハナシ
※ここから先の内容の実行は
自己責任お願い致します!
「突き指した!」
「骨が折れた!」
と言われましても責任は
負いかねますので御了承下さい!
とあるレース、2人の選手が
トップ争いをしていました。
二人の実力は拮抗し
勝負はゴールタッチで決まるとします。
・手のひらで押す様にタッチ
・指先で突き刺す様にタッチ
どちらが勝つでしょうか?
言うまでもなく
答えは指先タッチです。
私も過去に何度か指先タッチで
突き指を経験しています。
でも突き指ならまだマシな方で
下手をすると
骨折する可能性もあります。
「ぜひお試しあれ!」
とは決して言えませんが・・・
・全国大会への出場がかかってるレース
・表彰台が狙えるレース
あなたにとって
特別なレースで
試してみてはいかがでしょうか?