競泳としての平泳ぎの泳ぎ方
以前その魅力について
しつこく語らせて頂きました!
今回は技術的な面について
触れていきたいと思います!
鳴かず飛ばずだった高校の頃!
とある漫画から得たヒントを元に!!
全国大会で決勝に出場し
時には表彰台に登ってきました!
今回はその秘訣を
公開致します!!
1ストロークのテンポ
平泳ぎは
テンポをあげてストロークを増やせば良い
というものではありません。
プルやキックで作った推進力が
もっとも反映されるのは
身体が伸びている姿勢の時です。
グライド(伸びる時間)が必要です。
理想的なグライドの時間は
様々な要因によって異なります。
長距離やレースの序盤→長め
短距離やラストスパート→短め
ざっくりこんなイメージで臨んでみて下さい。
状況に応じて
自分が一番速く泳げるテンポ
を探しましょう!
水をキャッチする
掻き出しは
左右に手を広げる事から始めます。
この時
広げすぎるのは絶対にダメです!
手を横に広げれば広げるだけ
力が入りにくい状態になってしまいます!
※実際やってみるとそのつもりがなくても
手は広がります!
なので広げる範囲は
「肩幅よりも少し広め」と
狭く想定しておいて下さい!
プル〜フィニッシュ
※基本と言われるやり方とは
少し違います。
キャッチで腕を広げたら
「肘を起点に水を抱え込んでくる」
イメージです。
抱え込んだ時点で
肘と脇は密着させます。
この時
上体は水上に出ています。
エントリー
プルで抱え込んだ腕を
体を丸めたまま前に放り出します。
指先よりも肘を意識して
勢い良く放りましょう!!
勢いはこれくらいあれば十分です!
左右の肘はなるべく
くっつけながらが理想です!
手を前に出し終えた時点で
手の平は下向きです。
(浮力が生まれ沈みにくくなります。)
グライドに戻ります。
グライド以外の時は
全て肘を曲げています。
強制的にキックさせられる泳ぎ
「いくら腕メインで泳ぎたい」とはいえ
平泳ぎは必ずキックする種目です。
25Mで8ストロークだとして
9回(8回+1蹴り)
・50Mのレースなら18回
・100Mのレースなら36回
・200Mのレースなら72回
「飛び抜くて上手い!」
となる必要はないですが
最低限、腕の邪魔をしないレベルの事は
身につけておきたいです!
今後は平泳ぎのキックにも
触れていきたいと思います!