冬こそ『貯金』をする
「なんか、、、急にベストが出た」
そこまで期待してなかった試合で
一気にタイムが伸びる。
そんな経験はありませんか?
この『急にベスト出た現象』は
ベストを出せるだけの能力がある
+少しのキッカケによっての産物。
ベスト更新には必ず理由があります。
何の準備も出来ていないのに
いきなりタイムが伸びる事は
ありえません。
そう見えたとしても
裏には必ず何か理由があるのです。
その「理由」を作るのが
『冬』です。
練習の成果?ベストが出る要因?
(肉体的・精神的をまとめたもの)
とは・・・
毎日の練習や習慣で
少しずつ貯まっていきます。
きつい練習を1日ドカンとやって
その後バッタリ泳がなくなるのでは
意味がありません。
※最低限の休みは必要です!
月並みの言葉ですが
毎日の積み重ねが
力になっていくのです。
冬はやる気が出にくい
冬はシーズンオフ。
試合もなくきつい練習が山盛りです。
目先の目標がなく
きつい練習を繰り返すので
多くの選手がやる気を失う季節です。
・外が暗い
・とにかく寒い
・みずつめたい
気分が上がらない季節ですね。
その気持ちはとてもよく分かります。
水が冷たくて
やる気を出したくも
中々出せないのが
痛いほどよく分かります。
ですが、諦めて下さい。
(=覚悟を決めて練習する。)
『練習せずに速くなる』
は無理です。
※可能なら是非お話を聞かせて下さい!
春・夏に
結果を出したければ
今、きつい練習に
自分から
飛び込むしかないです。
長期休みの宿題を
最後の1日で一気に片付けるのは
無理があります。
テスト前日に
初めて教科書を開くのでは
もう手遅れです。
今、危機感を
感じられる選手は
確実に速くなります。
「期間あるから大丈夫」
という選手の大半は
春・夏で失敗します。
何を伸ばしたいのか?
まず練習することが大前提ですが
「闇雲に泳げば良い!」
というわけではありません。
目的を持って泳ぐ事です。
「細かい目先の目標」
を作って下さい。
自分に何が足りないのか?
・スプリントなのか?
・後半の体力なのか?
・どう泳ぎたいのか?
・自分の理想の泳ぎを分かっているのか?
冬こそ最大の
レベルチャンスです!!
何が足りていないのかを
考えましょう。
冬はその部分を
強化する為に使って下さい!
・コーチと相談
・レース映像をみる
・速い選手にあって自分にないものを探す
※人の方法がそのまま自分に
当てはまるとは限らない
こんな感じに
方法はいくらでもある筈です。
冬・メリット
試合がない
(少ない)事です。
試合を気にして
強度を落とす必要がなく
練習だけに集中出来ます。
フォームを大胆に変えるにも
うってつけです。
定着させるまで
繰り返し練習出来ます。
レースが連続している中で
大幅にフォームを変えると
返ってタイムが落ちる事があります。
※他の季節にフォームを変える事自体が
悪いわけではない
慣れてないことをするので
短期的にはタイムが落ちても
段々フォームが馴染んでくるものです。
※フォームを定着させるのには
2~3ヶ月かかると言われています。
速くなるのは
今がチャンス!!
僕が幼少期通っていたクラグでは
シーズンオフ、という考え方が
ほとんどありませんでした。
シーズンの試合が全て終わったら
息つく間もなく間も無く
強化練習に突入です。
ですがそのおかげで
冬に頑張る楽しみを
見出すことが出来ました!
その楽しみとは・・・
1人影で
コソコソ練習を積み上げ
シーズンが明けたら
他クラブのサボっていた
格上選手に
大差をつける事です。笑
来年度の春・夏に
結果を出したいのなら・・・
冬こそ、
泳ぎこめ!